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厚木街道を通過する貨物列車
 横浜駅から海老名駅までと二俣川駅から湘南台駅までを結ぶ相鉄線。通勤・通学のお客様など1日平均約62万人を運ぶ旅客鉄道ですが、以前は貨物列車も走っていました。
 もともと相鉄線は、相模川で採れる砂利を運ぶことを主な事業としていました。これに加え太平洋戦争中は軍事物資の輸送、戦後は米軍厚木基地への資材輸送などのほか、一般貨物輸送、各駅での手小荷物の取り扱いもありました。1964年の砂利輸送終了後も、厚木駅の近くに建設されたセメント基地からのセメント輸送、星川駅に隣接したガラス製瓶工場からのガラス瓶の輸送などを行いました。
 しかし旅客列車の運行密度が高まるにつれ、相鉄線の貨物輸送は縮小していきます。最後まで残っていた貨物列車は米軍厚木基地への燃料輸送で、相模国分駅(かしわ台駅〜海老名駅間にある信号所)〜厚木駅(相鉄線の車庫があり、旅客扱いはしていません)間と、相模大塚駅付近から厚木基地まで延びる専用の引き込み線を運行していました。電気機関車2両をつなぎ、ジェット燃料を積んだタンク車などを運ぶのです。住宅地の間を抜ける引き込み線をゆっくり慎重に走る機関車、見たことのある方もいるのではないでしょうか。
 この厚木基地への貨物輸送も、平成10年11月1日付けで終了となり、これをもって相鉄線から貨物列車は姿を消したのです。

石油類を搭載したタンク車(相模大塚駅構内)
テツ君のそうてつグッドマナー発見記

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